20190613

LiteSpeed Cache(LSCWP)有効化までの時間!?

皆さんこんにちは。今回はWordpresのサイトへのLiteSpeed Cache for WordPress (LSCWP) というプラグインの導入についての話です。私は現在、サーバーをVPSからレンタル共有のカラフルボックスに乗り替え中なのですが、カラフルボックスといえば、もちろんウェブサーバーとして導入しているLITESPEEDでしょう!LITESPEEDはあのNGINXよりも処理速度が速いとも噂されています。さらに、CMSとしてWordpressを利用しているのであれば、LiteSpeed Cache for WordPress (LSCWP)というプラグインをインストールして有効化、設定をちょっといじるだけで、サイト表示速度がビックリするくらい上がるようです。

ネームサーバーへの変更後、LITESPEEDが認識されるまでの時間!?




皆さんの中には、お名前ドットコムやムームードメインなどのドメイン管理会社でご自分のサイトのドメインを購入して、サーバーの引っ越しの時などには、ドメイン管理会社のネームサーバーを変更することによって、新旧のサーバーをスイッチしている方も多くおられると思います。ちなみにネームサーバーの変更はサーバーの引っ越しの他には、CloudFlareなどのCDNを導入する時があればその時にも登場すると思います。

ネームサーバーを変更すると、サーバーによっては変更内容がWEBに完全に浸透するまでに2~3日かかることもあると言われていますね。そう、「完全に浸透」するまでには、2~3日もかからないかもしれませんが、数時間から1日程度はかかると踏んでいて間違いなさそうです。

もっとも、「SEOチェキ」(サイトのSEOを調査するツール)や「aguse」(サイトの安全性を確かめるツール)などはよほど感度がいいのか、ネームサーバー変更後、たったの数分間で新しいサーバーを読み込んでくれるようです。たったの数分で!でもここで喜ぶのは時期尚早です!この時点でWordpressを動かしているシステムはまだサーバー(というかウエブサーバー)が変更になったことを認識できていないはずです。

システムがLITESPEEDを認識しないことにはLSCWPも機能しない!

ネームサーバーを変更した直後に、「SEOチェキ」などで新しいサーバー名が認識されていることに安心して、サイトにLiteSpeed Cache for WordPress (LSCWP)をインストールして有効化してもおそらくはLSCWPは全く機能しないはずです。

「…なんで?どうして?」

と慌てふためくことになるかもしれません。

20190613LSCWPreport01

とはいえ、もちろんウエブサーバーがLITESPEEDになっていることをまだ認識できなかったとしても、この先LITESPEEDでやっていくなら、この時点でLSCWPをサイトに導入するメリットも全くないわけではないですよ!というのは、LSCWPを有効化すると、Wordpressの左下にLITESPEED CACHEのブロックができますが、そのブロックの中の「レポート」をクリックして表示させると、今現在、システムが自らを動かしているウェブサーバーとしてLITESPEEDを認識しているかどうかがチェックできるからです。

20190613LSCWPreport03

すなわち、私の場合はこの時点でシステムがウェブサーバーにLITESPEEDを認識していなかったから(実際に認識されていたのは引っ越す前のNGINXでした)、プラグインも機能しなかったというわけです。システムがLITESPEEDを実際に認識する時間は私の環境では数日から半日程度ということがわかりました。夜に設定して朝起きたときに認識が変わっているというパターンが多かったです。

LSCWPをONにしているのに有効にならないケースその2

LSCWPをONにしているのに機能しないケースの2番目は、LSCWPを導入する以前に他のキャッシュ系プラグインを入れていたことがある場合です。この場合、サイトの中の「wp-contents」というディレクトリの中に「advanced-cache.php」というファイルが既に出来上がっているためLSCWPが有効にならないという現象が起こっているようです。

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対策方法としては、LSCWP以外に導入しているキャッシュ系プラグインがあればすべて停止または削除し、LSCWPもいったん停止したのちに、FTPソフトやSFTPソフトなどでサイトを開き上記の「advanced-cache.php」を削除したのちに、LSCWPを再度、有効にするというモノです。そうすることによって、今度はLSCWPが自分専用の「advanced-cache.php」ファイルを作り出して、これで万事うまく行くはずですよ~!

念のため

今ここで述べたようなことは、全部LSCWPプラグインのトラブルシューティングに英語で解説されているようなことではありますが、私の環境ではこうだったよ~という程度のものですので、すべての場合には当てはまらないかもしれません。あくまで参考程度と考えていただければ幸いです。もしここに書かれているようなことを実行する場合にも、事前に最新のマニュアルや情報などを必ずご自分で良く調べて納得したうえで、そして自己責任でお願いしますね(^_^;)

最後までお読みくださいましてありがとうございます。

また次回に!