【検証】カラフルボックス乗り換えでサイト表示速度が劇的に改善!!

皆さんこんにちは。

今回はレンタルサーバー・カラフルボックスへサイトを移転後、サイトの表示速度が実際に上がったかどうかについて見ていきたいと思います。なんといってもこのサイトのタイトルは「Speed-Quest」(スピードの探求)ですので、スピードネタは是非とも検証すべきところと感じております(^_^;)。計測に使ったのは、皆さんおなじみのGtmetrixとPageSpeed Insightsですよ~!

【カラフルボックスのウェブサーバーLiteSpeedはかなり評判がいい!】

カラフルボックスには、ウェブサーバーにLiteSpeedを導入しています。LiteSpeedはApacheと互換性があり、htaccessのファイルなどもApache同様に使用できますが、処理速度は数十倍も上がっていて、その処理能力はNginxの上をいくという解説をよく見かけることがあると思います。

ApacheとNginxとLiteSpeedの処理速度をグラフにしたものは、ほとんどのLiteSpeed紹介サイトでも見ることができるのでここでは割愛しますね。またLiteSpeedはHTTP/2にも完全対応しているそうですが、NginxでもHTTP/2に完全対応していたと思うので比較の上ではあまり意味がないかもしれません。

私はNginxを導入したVPSサーバーから乗り換えたので、サーバー引っ越し前後のデータ画像を貼付していきたいと思います。なお、引っ越し前のNginxサーバーにはキャッシュ機能が備わっていましたし、あまり効果は感じられませんでしたがCloudFlareのCDNサービスも利用している状態での数字です。一方、引っ越し後のLiteSpeedの方は、LiteSpeed Cache (LSCWP)という超強力なプラグインを設定した後の数字です。さらにLSCWPには画像の最適化機能やCDNの機能も併用できるので場合によってはそれらの設定前後の測定画像も載せていきたいと思います。



【3つのサイトで引っ越しの前後のサイトスピードを検証】

サイトAの場合

このサイトは芸能人ネタを扱ったトレンドブログとしてスタートして、当時は画像をいっぱい使用していましたが、いまは肖像権的に問題がありそうな画像はすべて削除したサイトです。画像については、ページ最上部の自作のロゴ画像や、著作権フリーの無料画像、それからGoogle Adsenseの広告だけが記事内に数枚あるだけで、あとはすべて文字で埋めている感じなのでそれほどは重くないブログです。(記事数600程度)

引っ越し前

【PageSpeed Insights】
【GTmetrix】

引っ越し後

【PageSpeed Insights】
【GTmetrix】

CDN設定後

【GTmetrix】

引っ越しの前と後ではモバイルの表示速度が上がっているのがわかると思います。

PageSpeed Insightsで100点ていうのも初めてもらいました!

このサイトは現時点で画像数が少ないこともあって、PageSpeed Insightsによる画像に関する指摘もなかったので現時点で画像の最適化はしていません。

ちなみに、プラグインLiteSpeed Cache (LSCWP)とこのプラグインの中で設定できるCDN(Quic Cloud)も設定したときのGTmetrixの数値は一番下に張り付けておきました。まあGTmetrixの数値は結構ばらつきがありますが、それでも1.5秒以下になったのはこのサイト史上初でした。

サイトBの場合

次のサイトはGoogle Adsenseの広告を設定していないブログですが、とにかく大きな画像を多用し(一記事に20枚以上)、IFLAME広告も多用しているサイトです。(記事数1,000以上)

引っ越し前

【PageSpeed Insights】
【GTmetrix】

引っ越し後

【PageSpeed Insights】
【GTmetrix】

CDN適用後

【PageSpeed Insights】
【GTmetrix】

うーむこのサイトもLiteSpeed Cache (LSCWP)の効果がバッチリ現れていますね。CDN適用後、午前中などのコンディションの良いなら1秒台前半という数字も出たりします。ただし、最近分かったことですが、CDN(Quic Cloud)を利用していると、たまに証明書エラーや404エラーが出て、サイトが表示されなくなることがあるようです。これはただ今検証中ですが、もしCDNを利用していてサイトが表示できなくなったらネームサーバーをカラフルボックスのものに帰れば復帰するので安心してください。復帰までの時間は早くて数分ですが、長いと1-2時間かかる場合もあるのでそこは焦らないようにしましょう。

サイトCの場合

このサイトは最近スタートしたばかりのサイトで、記事数はそれほど多くなく(50記事くらい)、画像は一記事に3~4枚使用しているサイトで、それだけなら相当いい数字が出そうに思いましたが、Google Adsenseの自動広告を適用していているせいだからかサイト表示に時間がかかっていたサイトです。

引っ越し前

【PageSpeed Insights】
【GTmetrix】

検索コンディションがいい時

検索コンディションが悪い時

引っ越し後

【PageSpeed Insights】
【GTmetrix】

CDN適用後

【PageSpeed Insights】
【GTmetrix】

引っ越し前はサイトが表示されるまで8秒となっていますが、それはコンディションの良い時の測定で、夜などの混雑時間帯は20秒、30秒かかったりもしていました。でも、今では上手く行けば1秒台後半という数字がだせるようになりました(GTmetrix測定)。しかしこのサイトは、PageSpeed Insightsの点数が思ったよりも伸び悩んでいて、まだまだ改善の余地があるということがはっきりしていますね。

ここでのGTmetrixの測定結果を見ると、Total Page Sizeの読み込み量がかなりばらつきがあり、読み込みサイズが小さい時には表示速度が速く、大きい時には表示速度が遅くなっていますね。このことから、GTmetrixの検索結果は、単に表示時間の大小だけを見て一喜一憂するのではなく、その辺のことも加味しながら検討していく必要がありそうですね。

あとはCDNを利用しなくても、LSCWPの基本設定と画像最適化だけでも十分スピードアップできることがわかりました。

ここにあげたのは三例だけですが、それでもLiteSpeedウェブサーバーとLSCWPのプラグインの相乗効果が素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれました。

なによりも、主観的には検索結果をクリックしてすぐにサイトがパパパッと現れてくれるのはもう快感としか言いようがないです!

皆さんの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。